霧に沈みゆくアムルヴェルトwiki

『福音派』

近年急速に力をつけている、アザフュス教の新興勢力。

創造神アザフュスを絶対の信仰対象とすること以外は、
現代の人類の考えに寄り添った柔軟な教義を唱える。
人類愛、弱者の救済を旨とし、慈善事業の積極的な展開で大衆に受け入れられている。
ただし、その資金源には不明な点も多い。

神への信仰と相反しがちな、魔導機械技術の発展、積極的な経済活動等の現代的な価値観にも寛容。
それらの発展も全て神の意志の範疇であるという考えである。
故に、魔導機械技術の発展の象徴である魔導塔の建造にも協賛している。

とあるエルフの神官が最高指導者の座につく。
彼はアザフュスへの信仰に全てを捧げており、
それはもはや狂信の域にも達しているという。

彼は言う。
神への信仰と人類の叡智により、やがて神は再来し、
失われた黄金の時代が再び訪れるのだ、と。