霧に沈みゆくアムルヴェルトwiki

『戦乙女―ヴァルキュリア―』

　神代の頃に神々によって造られた種族の一つであり、天使と同様に神々の先兵としての役割を与えられている。
　天使との違いは他の種族が後天的に成る種族であるという点。信仰深く適正のある女性が神々の加護を受けて変成する。
　戦死者の魂の保護や神と人との橋渡しを期待されて造られるため、兵器としての性能は天使よりも劣る場合が多い。
　その反面、人の側面を強く持つため、自然の生命の持つ揺らぎとも云える“成長性”の面で優れており、完全な被造物ではないが故に自由意志を持つ。
　神代の終わりと共にその姿を消したが、一部の戦乙女は人と交わってその因子は現代まで続いている。

　現代では極稀に先祖返りを起こし、戦乙女としての力を限定的に引き出す事の出来る者が現れる事がある。
　戦乙女として覚醒した者は身体能力や保有・生成するマナの向上・聖属性化、不老化、任意による光の翼の現出などと言った恩恵を得る。
　いずれにしても現代においては天使程ではないが希少な存在である。

※しなもん様考案設定