霧に沈みゆくアムルヴェルトwiki

・酒場“鉄の堅盾亭”（くろがねのけんじゅんてい）

ナスタディアで国軍省庁や軍事施設の集まる区画に軒を構える大衆酒場。一階が酒場で二階が宿。
立地の関係上、共和国軍の兵士やその他国防に携わる軍事組織の者達がよく利用している。
平時は縄張り意識や横の関係が持つ見えない軋轢が生じかねない各組織だが、ここでは日頃の立場は一旦忘れて一日の疲れを癒している。

一部高官から下っ端兵士に至るまで多彩な顔触れが店を賑わせるが、
暗黙の了解として最低限の礼節はあれど、階級による気遣いは無用となっている。（あいさつ回りやお酌とかしなくてよい）

揉め事や暴力沙汰は御法度だが、店の裏手に結界で区切られた簡易な闘技場があり、余興程度の手合わせは偶に行われる。
また、高官や密談用の個室や離れも完備されている。

店主は元共和国海軍の英雄。
かつて膝に矢を受けてしまい引退、店を始めた。
常連客からは『キャプテン』と呼ばれる。
共和国軍内には未だ彼に頭が上がらない者も多いが、あくまで店内では気遣い無用、無礼講のルールを敷いている。

酒類の他に食事にも力を入れており、質・量・値段のバランスが良く良心的。
特に海軍時代のツテからか、海鮮類の仕入れが非常に良質。

※しなもん様考案設定