霧に沈みゆくアムルヴェルトwiki

『特異深霧』
深みの霧のうち、特異な効果を持って発生した物。
下記の様な、いくつかの種類が確認されているが、
外見からは効果を判別する事をできず、触れて初めて認識する事ができる。
発生する要因は現時点では不明。

「凶争」
触れたもの生命の闘争本能を刺激し、凶暴化させる霧。
身体能力も限界を超えて強化する。
効果は単純にして凶悪。
魔物や家畜、ヒトをも凶暴化させ甚大な被害をもたらす。
この霧を分離、抽出し、戦闘用の高揚剤として違法に使用する者もいるが、
使用後の副作用もまだ未知数であり、非常に危険。

「狂淫」
触れたものの生殖本能を刺激し、発情させる霧。
一般的な媚薬や誘惑魔法と比較し非常に強力な催淫効果がある。
触れたものの理性を奪い、命を削る程に生殖行為を続ける淫獣と化す。
触れ続けると淫行の果てに精神が崩壊する、特に危険な特異深霧。
この霧も分離抽出し、違法な超強力媚薬として利用する者もいる。
多量に使用すると高率で廃人と化すため、快楽を楽しむためというよりは、性的な拷問に使用される事が多い。

「魄転」
霧に入った複数の生命体の魂をランダムに入れ換える霧。
特異深霧の中でも特に稀な効果を持つ。
入れ替わった相手との性行為で元に戻る事が可能だと言う。