霧に沈みゆくアムルヴェルトwiki

『装甲魔導兵(ワーグナー)』

ヘルヘイムによる度重なる研究開発から生み出された強化魔法薬の完成に後押しされて配備されるようになった戦力であり、使い捨ての人間兵器。
素体となっているのは金融部門で借金で身を持ち崩した者等、表の道を歩けなくなったような人間達であると見られ、そうした者達が、魔装兵としての適性を無視する形で強制的に実験を加えられ、兵器として用いられる。
既に人間としての精神の個別性はそこにはなく、同じフレーズを繰り返し繰り返し続けながら殲滅行為に身を投じている。
装備は騎士甲冑の様な黒い全身鎧に、専用の魔導銃砲。そこから放たれる魔弾にはマナが付随し、大きな爆発を対象に引き起こす。
ただしマナの射出は彼らにとっては寿命を削りながらの行為であり、何時暴発するかも分からない。
更にそうした魔砲の重ね撃ち以上に敵にとって脅威となるのは、苦痛や肉体の欠損を恐れる事もないままに、マナと感応した自らの肉体を即席の爆弾とする行動であり、行動不能、または死亡した仲間さえも武器に変えてくる。

※すずおばｋ様考案設定を茜月様引継ぎ修正

旧設定：装甲魔導兵(ワーグナー)