霧に沈みゆくアムルヴェルトwiki

・ガジュマの闘技結界

かつて闘神から人々に与えられたという、太古の遺物。
非現実の空間を展開し、戦闘訓練や闘技などに使用される。
非常に複雑で高度な遺物であり、現代の魔法技術では複製は困難。

コンパルマの闘技場や、
魔法学院の戦闘魔法訓練場などに設置されている。


結界が展開される前は、一辺30cm程の金属様の物質で構成された立方体の形状を取る。
立方体を展開したい場所に設置し、術師数名によって結界展開の儀を行う。
展開には高度な結界術の技能を要する。

結界が展開されると、地面に魔法陣が出現。
魔法陣の中央には巨大な球状のマナ結晶が浮遊している。

魔法陣の上に立ち結界利用の意志を強く念じると、
身体ごと魔法陣へと吸い込まれ、戦闘用の異空間へと転送される。

異空間内部は充分に広い空間が広がっている。
その中で、人や召喚した魔物などを相手に、自由に戦闘を行う事ができる。

気絶や重症などを負ったり、降参の意志を示したりすると、
自動的に戦闘不能と判断され、強制的に異空間から現実世界へと転送される。

異空間内部での出来事は非現実であり、
肉体の損傷は現実には持ち越されない。
（痛みなどの精神的苦痛は残存してしまう。）